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うつろうもの・・丑久保健一2014春季展

丑久保健一先生が亡くなって12年が経ちます。

東京で生まれ大谷に魅せられ宇都宮で作品作りをされていた先生。

今年も春季展の季節となりました。
    (秋季展はないのよね・・年に一度)

奥さまがご自宅を開放して様々な作品をみせてくださっているのですが

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優しく明るく素敵な奥さま。
この作品は手でこすると金属音のような高い音が出て楽器のよう。
オーストラリアのシロアリが食べた木でできた楽器のことやら、しばし木の楽器について話が弾みました。

壁にもたくさんの作品が掛けられていて
ひょっこり丑久保先生が顔を出しそうな風情。


今年も10∞のボールに会えました。

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先にやってきた子どものお客さんが「さくらんぼ」みたいに2個ずつくっつけて並べていったそう。
なんだか、可愛い。

この欅のボールは陸のピースとして108個ありますが、
海のピースも作られ、そちらの108個は、1987年6月10日、銚子沖の黒潮の上に置かれたのです。

海のピースたちは黒潮に乗って太平洋を回り
陸のピースと呼び合う。

やはり鬼籍に入られた作家の立松和平さんがその現場に立ち会い記録を残しています。


これは庭に置かれたボール
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破片になっても手元に置きたくて・・と奥さまが見せてくださった欅のボールの破片
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雨風に晒され、徐々に土に還っていく。

色が変わり破片となって人々の想いの中に沈んでいく。

うつろうものの、悲しさ、美しさ。

木で作られたものは
そんなあやうさも含めて魅力的ですね。


上手く立ち上げれば立方体になるんだけど・・・・
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ホワイトキューブの美術館で観るのとはまた違った風情。

また来年。
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プロフィール

matsuehisako

Author:matsuehisako
松江 比佐子

栃木県宇都宮市生まれ
宇都宮市在住

アトリエ松江主宰
読売カルチャー宇都宮色鉛筆画講師

最近は和様のものに魅かれ、水墨画を始めました。

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