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2014年10月

        

キリム・ペルシャ絨毯展

category - 展覧会
2014/ 10/ 16
                 
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鹿沼のChez Keiko にて
恒例のキリム・ペルシャ絨毯展

もう10年続いているそうですが、なかなかお邪魔できなかった。

今年初めてこの展示会を拝見しました。


マダム啓子に、宇都宮でギャラリー絆和を営む娘のあすこさん、
そして絨毯を買い付けてくるマダムに、以前はサザビーズに関わってらしたお嬢さん
素敵なレディたちが迎えてくれました。



いつもの展示会とは趣が違い

玄関エントランスから絨毯が敷き詰められ、

それを踏みながらお部屋に

それも展示物!

「実際にふんでくださっていいのよ」と・・

まあ、もったいない!なんて贅沢。


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部屋には絨毯、キリムが山と積まれ
壁にはタペストリーとしてかけられ、ソファーにしかれ

ここはイランのバザールかしら?

そして一枚一枚めくりながら

あすこさんが説明をしてくださいます。

遊牧民の歴史の秘められたオールドキリム
シンボリックな模様には一つ一つ意味がありその部族ごとの歴史があり
一枚のキリムを読み解くのはなんと楽しい時間だったでしょう。

そして、
ため息が出るほどの緻密な手仕事で生み出されたペルシャ絨毯。

裏返すとよくわかるのですが
一つ一つの結び目の細かさと言ったら!
そしてとてもしなやかなのです。

これは少女たちの繊細な手から生み出される魔法。


う~ん、
お高いのも無理はない・・

気の遠くなる作業ですもの。

そして
やはりシンボリックな美しい模様。

地域ごとにずいぶん違います。

私はイスファハンのメダリオンのある絨毯が好きかな・・
ナインもとてもおしゃれ。

日本人好みのシルク入りのものは光沢が美しかった。
タペストリーにするとあでやかですね!


いつかは欲しい
ペルシャ絨毯

和室にも
存外しっくりきます・・。
            
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ミレー展 秋の府中

category - 展覧会
2014/ 10/ 04
                 
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不思議な雲の浮かぶ秋の府中の森

ちょっと
いろいろありの次男のところにやってまいりました。

少し複雑な想いでミレー展見学。
次男の住む町はお隣なのです。



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美術館へのアプローチは府中駅からちゅうでんバス。ワンコインで乗れてちっちゃくてかわいい。


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府中の森の一角、
緑豊かで、四季折々の自然が出迎えてくれるロケーション。
気持ちいいです~

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それにしても
ミレーです!

私も知ってる、あなたも知ってる。
ある程度以上の年齢の日本人でミレーを知らない人はいないんじゃなかろうか。

野口英世と一緒。

落穂ひろい、種まく人、晩鐘・・。
はて・・?
いつ刷り込まれた?

山梨の美術館でミレーを購入!さあ、観に行かねば!とそのころまだ健在だった両親にせきたてられて
私も一緒に勇んで観に行きましたっけ。
そしてやっぱり感動したのです。

そしてこの府中市美術館の井出館長がそのころから深くミレーに関わってらっしゃったとは
不勉強でその当時はトンと存じあげずじまいでした。・・ごめんなさい。

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その辺のところは
そしてミレーの作品についてはこれらの井出先生の本に詳しいので、どうぞよろしく~


今回のミレー展。
人の顔に興味のある私的には

ミレーの肖像画が楽しかったです。

愛くるしい若妻ポーリーヌ。
部屋着姿のポーリーヌ、、シェルブールのモナリザ。うるんだ瞳がたまらない。

(この辺の写真も前述の本に載ってます・・)

でも、この線の細い初めての妻は過酷なパリ暮らしがたたってか若くして亡くなって
案外すぐに?カトリーヌとくらしだすのね。
沢山の子どもを持ち生涯をともにするカトリーヌ、でも親の許しが得られずずいぶん苦労させたみたいです。

このカトリーヌを描いた絵とポーリーヌの絵が
今回並んで展示されていて
特にこのカトリーヌは魔性の女風でとても面白かったです。

画家のミューズ   画家と愛人たちの関係って
ピカソでも夢二でも、ラファエロ前派の作家とモデルたちも

人間って!!
    ・・というところが多々あって興味が尽きません。

芸術家同士の恋愛も壮絶なものがありますね。


ただし、ミレーは良き家庭人であったと思いますが。

でも信仰あつき清貧の画家というだけではなく

家族のためにも
名をあげ
財貨を得たかった野心的なところも
良く感じ取れる展示会でした。

そして
落穂ひろい、種をまく人
やっぱりなんだかんだ言っても名画ですね!
改めて感じました。

パステルの絵もよかったな・・

私はよく、展覧会で自分が買うとしたら・・とか
家に飾るとしたら・・なんて思いながら絵を見るのですが

(家が狭いからか?!)
パステルの羊飼いの少女、ものすごく欲しかったです。


本当は銀行家のトマ氏が発注した四季シリーズぐらい買いたいものですが・・


もう一つ収穫!
ついばみ・・という母親が子供たちに「あ~ン」という感じで何かを食べさせている絵がありました。
はじめに書いた次男についついきつくあたってしまうのですが、
ちょっと優しい気持ちになれたのであります。

良かったわ・・。

ミレー生誕200年
愛しきものたちへのまなざし  サブタイトルをもういちどかみしめてみました。


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会場の外。

ミュージアムショップも楽しみです。

震災支援のブックフェア、ほかの展覧会のポスターもたくさん見やすく貼ってあって
お客様方も「今度これ行きたいわあ」なんてお話が弾んでました。

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若林先生のデイジー、また来ますね~。