FC2ブログ

2013年09月

        

祈り・・・巡礼者、アンドレアス・グルスキー展

category - 水墨画
2013/ 09/ 30
                 
img071_convert_20130930200102.jpg
 

巡礼の行列

そんなイメージで・・

顔その他いまいち気に入らないのですが、
自分はやはり死の香りがするものが好きなのだな、と。


実はここのところ親族の他界が相次ぎまして、死が身近なのです。

暗いなあ・・


img072_convert_20130930200150.jpg


話変わって・・・

変わりすぎ!自分で突っ込みました。

もう終わっちゃいましたが

アンドレアス・グルスキー展

現在世界で一番高値で取引される写真家。

この気分でもう一度見たい展覧会。

このカミオカンデ・・なんて荘厳なんでしょう!

チケット、ポスターにも使われた写真ですが

まずその桁外れの大きさに圧倒されます。

有名な「99セント」・・・大きい!どこまでもしっかりはっきり!見える、写ってる!
意味わからないかもしれませんが、これは一枚の写真でポン!とできる偶然の産物ではなく、

何枚もの写真を組み合わせ、もうよくわからないけどめちゃくちゃ面倒なデジタル処理を
極めて意識的に行った、「祈り」に近い仕事でしょう。

まるで絵のよう・・

そして新旧、大小ばらばらな展示スペース。

く!タイトルと作品が組み合わせにくい~!

でも、これがグルスキーマジック。
展示空間ごと彼の作品。

東京証券取引所、昼夜組み合わさった会議場、24時間分の時間が提示されているありえないけれどリアルな飛行場、サーキット、コンサート会場、巨大なマンション・・・・・

ああもう一度見たい。





            
スポンサーサイト
            
                                  
        

ルーブル美術館展

category - 展覧会
2013/ 09/ 15
                 
繝ュ繧エ+(3)_convert_20130915092904

2013/9/13 ルーブル美術館展ブロガーナイトに参加させていただきました。

「ルーブル」そして「地中海4000年のものがたり」
あまりにも偉大な名前がついていてかえって中身を怪しんでしまう?心理が働いた展覧会でしたが、
行ってみて大正解!(失礼しました)

ルーブル美術館全8部門が横の連携をとって成し遂げたという歴史物コレクションです。
本家ルーブルでこの観方は絶対できない・・

何度か本家ルーブルを訪れたとしてもじっくり見ることのできなかった至宝に出会えました。

3階分のフロアを使った展示は序章、1~5章まで時系列に沿った流れになっています。

私たちもタイムトラベルを楽しめる構成。

序章 地中海世界  

CIMG0209_convert_20130915092129.jpg

※会場内の画像はすべて主催者の許可を得て撮影したものです。


CIMG0216_convert_20130915092336.jpg

カメラと腕が・・ぼけていてごめんなさい。
雰囲気だけ見てくださいね。

海運の地らしい船や海のモチーフが並びます。
そして、小麦やオリーブオイル、ワインを入れる器の数々。黒像式、赤像式の神々や競技者の美しい体が描かれた
クラテルやアンフォラと呼ばれる壺。
歴史の教科書で一度は目にしたのでは?

ロドス島(海上交流の中心)出土の金細工やキプロスの杯の繊細な意匠はため息が出るほど。
今から3000年も前のものなのに・・・。



第1章  地中海の始まり

 ここも面白いものがたくさんありました。


CIMG0215_convert_20130915092321.jpg

ギリシャ神話、フェニキアの皇女エウロペのゼウスによる略奪のシーンが描かれたクラテルと会場風景。


CIMG0210_convert_20130915092148.jpg

またエジプトで発見された金や銀の容器。

CIMG0217_convert_20130915092352.jpg

これが本展出品で一番古い金のソース入れ。・・ほんとうの用途ははっきりしないそうですが。
シンプルで美しい曲線です。



CIMG0208_convert_20130915092112.jpg

泳ぐ乙女のスプーン・・ますの形のかわいい耳飾り。

フランスのルーブルに自分が足を運んでも、こんな面白いもの見落としちゃうにきまってる。
この展示に感謝!


メソポタミアの楔形文字、エジプトのヒエログリフ、そしてアルファベットに似たフェニキア文字。
文字の彫り込まれた出土品の数々にも感激。
ロゼッタストーンのレプリカも来ています。

これで文字の解明、歴史の解明がすすんだといいますが・・気が遠くなりそう。


そして第Ⅱ章 統合された地中海

マケドニアのアレキサンダー大王、オリエント世界のギリシャ化・・エジプトのプトレマイオス朝もマケドニアによって開かれたそう。
カルタゴ、そしてローマ

CIMG0206_convert_20130915092022.jpg

プロメテウスの伝説のレリーフが彫られた石棺


CIMG0205_convert_20130915092001.jpg

CIMG0204_convert_20130915091935.jpg


CIMG0207_convert_20130915092048.jpg

大きさにびっくり!皇帝ルキウス・ウェルス(在位161-169)の妻ルッキラの頭部彫像。建物の一部のようです。

ローマのモザイクも面白かったです。

第Ⅲ章 中世の地中海 十字軍からレコンキスタへ

第Ⅳ章 地中海の時代 ルネサンスから啓蒙主義


聖地エルサレムの奪回を目的としたヨーロッパからの東方遠征、巡礼によってもたらされた文化交流が
様々な作品に見て取れます。
もちろん戦争ですから負の側面も大きかったでしょうが。

地中海を制する者は誰だったのか。

ふと、人類の営みは血で血で洗う戦いの歴史でもあるのだと考えさせられました。

力を伸ばすヴェネツィア、それからオスマントルコ

CIMG0229_convert_20130915092725.jpg

CIMG0230_convert_20130915092742.jpg

CIMG0232_convert_20130915092809.jpg


CIMG0219_convert_20130915092427.jpg

CIMG0213_convert_20130915092237.jpg

クレオパトラの物語は多くの芸術家を刺激したのでしょうか。

毒蛇に胸を咬ませる最期の場面は様々な作品となっています。

トルコの影響、オリエンタリズムを感じさせる
フランス人画家シャセリオーの作品も見ごたえがありました。

そして第Ⅴ章 地中海旅行

18世紀のイギリス貴族のグランドツアーのブームで地中海は憧れの地となったようです。

今回の目玉、ギャビーのディアナもこのフロアに。

CIMG0227_convert_20130915092649.jpg

手前はランズタウンのパリス。この像も美しいです。

img070_convert_20130915093151.jpg


これは私の撮影ではなく展覧会で販売されているポストカード。
これはもう、本当にウットリです。・・貧弱な語彙でごめんなさい。

思わず測ってしまいましたが10頭身以上で小顔・・麗人です。
短めの軽やかな衣服。足元のサンダル?も面白い~。

360度ぐるりと回って見られるんです。これもうれしい。何度もぐるぐるしちゃいました。

CIMG0233_convert_20130915092829.jpg
CIMG0234_convert_20130915092547.jpg

ぐるぐるといえば、こちら。パノラマで楽しめる風景画。
昔からパノラマ画面に人はひきつけられていたのね。


それにしても、短時間ではみきれないボリュームです。
特に今回は歴史を頭に入れながらでしたので、もっと学んでいれば、知識があればさらに楽しめたなあ・・
と悔しい面もありましたが、充実のひと時でした。

9/23まで、東京都美術館。間に合ってよかった~。












                         
                                  
        

プライスコレクション展…福島

category - 展覧会
2013/ 09/ 11
                 
9/8 東京オリンピック決定の日曜日。

久しぶりに福島に行きました。

東日本大震災復興支援 特別展

  若冲がきてくれました
  プライスコレクション
  江戸絵画の美と生命 展が9/23までで終わってしまうから!


仙台・盛岡と巡回して、もうちょっと近くまで来たら…と、待っていた福島展!

なのにぐずぐずしてて、やっと行けました!

よかった~

DSC_1197_convert_20130911090909.jpg


混んでます・・・

まず、福島駅あたりから道が混んでいます。

車で行ったので。いやな予感。下調べなしで来ちゃったから・・
美術館においでの方は左端に寄ってください~と立て看板。車の行列
道には案内係が雨模様の中プラカードをもって(お疲れ様です!)
「駐車場入るのにかなり待ちます。駅前に車を置いてタクシーが早いですよ」

ま、でも何とか車止めて会場に。チケット買うのにまた行列。
私たちの前に並んでいる方は横浜からだって。


やっと出会えたコレクション。

いいなあ!江戸美術!!

蘆雪も蕭白(この達磨大好き。金泥でおなかに書かれた模様実は今まで知らなかった・・)も、酒井抱一も・・

それから円山応挙!
息子の作品もあった。うまい!
親が偉大過ぎて気の毒。

若冲はもちろん大好き。

目玉のモザイクみたいな屏風より
鶴の屏風が好きかな~

くるりん!と迷いなくひかれた線のすばらしさ。

眼福、眼福。


それにしても、ボストン美術館といい、日本の美術品アメリカにたくさんあるなあ~

個人コレクターも海外の著名な方のコレクションは桁が違う。

ちょっと悔しい。


DSC_1203_convert_20130911091020.jpg


ミュージアムショップも楽しみの一つです。

若冲のてぬぐい、一筆箋、カリフォルニア産の数々の大会で賞をとった、有名シェフ御用達の
ありがたい!?オリーブオイル。若冲の虎ラベル。限定品。ふふ。



帰り道

DSC_1199_convert_20130911091003.jpg

郡山市内のミスタードリーム

パスタが安くておいしい!

この他にもうにたっぷりパスタや、トマトや野菜にイカやタコたっぷりのもの、カルボナーラっぽいパスタ
4皿あわせて2800円なり。デザートもつけてくれてだよ・・今日のおすすめいろいろお願いしたの。

おなかも心もいっぱいの日でした。


おまけ

道ですれ違ったの。
おもわずパチリ。

DSC_1198_convert_20130911090929.jpg


お国のために頑張ってくださいませ。