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2012年08月

        

よみうりカルチャー

category - 色鉛筆画
2012/ 08/ 29
                 
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毎月第2、4火曜は、よみうりカルチャー宇都宮の色鉛筆講座の日です。

前も薔薇とグラジオラスの絵を載せましたが、アネモネが出てきたんで
ちょっと季節外れですが、いいかな?・・と

で、お世話になっている色鉛筆たち

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木箱に入っているFaber-Castellの色鉛筆は、100色入り。
あけるとニ階建てでちょっとうれしい。

緑の缶も同じ会社のこれは、120色入りの水彩色鉛筆。
水にとけて、筆でなぞると水彩画みたいになる優れものです。

これも木箱入りが欲しかったんだけど・・


あと、まだまだありますが、小さめの箱に入っているものがいくつか写ってます。



水彩色鉛筆、今ではもうポピュラーなものですから、いろいろなメーカーが
それぞれ便利な商品を出しています。

水を入れておける水筆つきセットとか。
もち運びにも便利なものもたくさん。

選ぶのに困っちゃう。

画材屋さんに行くと、色鉛筆は一本からバラ売りしてます。

綺麗な色、面白い名前のもの、みんな欲しくなっちゃいますが、
眺めているだけで楽しい。

絵の具もそうですね。

なんだか素敵な画材や色に出会って夢が広がることってありますよね。

そんなわけで、画材屋さん、文房具屋さん、ぶらぶらするの大好きです。



            
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レーピン展・ブロガースペシャルナイト

category - 展覧会
2012/ 08/ 22
                 
行ってまいりました!

どこへって?

Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催中の『レーピン展』

ブロガー・スペシャルナイトと銘打ったブログ・FB・ツイッターなどSNS関わりにある人用の
嬉しい企画です。

なにしろ「青い日記帳」主催の中村剛士さんをナビゲーターに、鋭い日本美術界の評論をされる山下裕二明治学院大学教授、神奈川県立近代美術館主任学芸員の籾山昌夫氏の座談会。

そのあと関係者で会場貸切の観賞会&写真撮影会!

レーピンはじっくり観たかったし、これは申し込むしかないでしょう!

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・・・写真ピンボケ・・ごめんなさい!

作品を前に、お三方が「なぜロシア美術が日本でこんなにも知られていなかったのか」
また、「レーピンとはどんな人物だったのか」など、はたまた個々の作品についての新説・奇説!?・・(失礼)まで交えて、
それはそれは、わかりやすく面白く話して下さいました。

あっという間の一時間でした。

さて会場風景です。

特別だから!
写真撮れたんですよ~(プチ・かなり?自慢・・)

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一番手前が、今回ポスターになっているレーピンの若き美しき妻、ヴェーナ・レーピナの肖像。
作家の愛情にみちた視線を感じますが、籾山氏の話ではこのポーズは、まどろみというより西洋美術で昔から
悲しみを表わす手つきである、と。またよく見ると右腕には喪章のようなリボンが巻かれています。

なにか物語がありそうです。


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私のお気に入り!
手前がムソルグスキーの肖像です。

アル中だったムソルグスキー、無くなる10日前の作品だそうです。

作品解説のとき、会場に「展覧会の絵」を流して下さって盛り上がったわ~。


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あまりにも有名な「皇女ソフィヤ」が写ってます。
イワン雷帝の異母兄弟、
修道院に幽閉され、皇女派の兵が反乱を起こすもすぐに鎮圧され、窓には処刑され吊るされた兵士が見えます。

狂気すら感じる怒りと悲しみの表情、ドレスの描写、見事!

中村氏曰く・・マツコ・デラックスに並んで立ってもらいたい・・これも納得!



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こちらは山下先生お気に入りの、上から目線・タカビー美女がみえます。

多分、誰もが知っているクラムスコイの「忘れえぬ女」に通じるものがある・・
奥に見える女流ピアニストの二の腕の描写も必見!・・だそうです。


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こちら、そのタカビー美女「忘れえぬ女」で有名な画家、クラムスコイの肖像画。
良識ある紳士像ですが、山下先生とおなじく美女にひれ伏したい、Mの気質が・・・?!


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レーピンと同時代を生きた文豪トルストイ、ゴーゴリの肖像です。

肖像画の名手レーピンは芸術家の作品を具現化したかのような厚みと精神性を一枚の絵に込めています。


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別の角度からもう一枚!

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これまた今回の白眉、「思いがけなく」・・放蕩息子の帰還を思わせるテーマですが、
帰ってきた男を見つめる家族それぞれの複雑な表情、そして壁にかかった思わせぶりな?写真や絵画。

横たわる皇帝の写真、ゴルゴダの磔刑の絵も見えます。

おそらく、帰ってきたのは革命に身を投じた活動家とのこと、時代を色濃く映し、人間それぞれの人生とは・・?
と問いかけるレーピンのまなざしを感じます。

ところで、中村氏は、右の壁に心霊写真のように人の顔がみえると・・

残念ながら霊感のない私はその顔を見つけられなかった・・悲しいです・・。



その他会場風景

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手前に見えるのが、娘のナジェージダ・レーピナの肖像。

なんとなくモネのパラソルの女を思い出させる・・


まだまだ紹介しきれないんですが、感動の一夜でした。


レーピン展はBunkamuraザ・ミュージアムで 10/8(月・祝)まで。
その後、浜松市美術館で 10/16(火)~12/24(月・祝」)
姫路市美術館で2013年2/16(土)~3/20(土)
神奈川県立近代美術館 ・・今回の登壇者、籾山主任学芸員のいらっしゃる・・葉山館で
2013年4/6(土)~5/26(日)までです。

まだまだ日本で作品を観ることができますね!


また、ブンカムラではこの後
10/20~12/9まで巨匠たちの英国水彩画展
12/22~2013年2/24までは、今回楽しく作品解説をしてくださった山下先生監修の
白隠展・・・達磨画で有名な・・凄く面白い展示になりそう!期待しちゃいます。
と、作品展が続きます。

ちょっと宣伝。

楽しみだわあ~。






                         
                                  
        

繁栄の跡

category - 水墨画
2012/ 08/ 16
                 
120号の水墨画を現水展用に描きました。

前から気になっていた足尾をモチーフに。

廃墟とか、廃工場とか、マニアさんの中で一大分野を形成?しているのは知っていましたが、
本当に好きな人が多いんだなあ!

なんだか心霊スポットめぐり的な感も・・・。


私も足尾銅山跡まで出かけました。

行ったのはもう先月のことになりますが。

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ここは古河精錬所が国策としての銅の精錬をしていたころはそれはそれは
にぎやかに繁栄していた街。

働いていた人たちの社宅跡が今も残っています。


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閉鎖になった小学校。
体育館の作りも凝っている


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足尾の駅から。駅舎も郷愁を誘います。

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ぽつんぽつんと当時の繁栄をしのばせる建物が廃墟となって取り残されています。

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有名なタンク三兄弟。
ここが本山精錬所。もうこわされてしまいましたが、マンモスの檻とよばれる鉄骨だけになってしまった
建物など今も記録写真で見ることができます。
立ち入り禁止ですが皆さん中に入り込んで撮影したりしてるみたい。

 歴史資料館の方がすごく親切にいろいろな話を聞かせて下さいました。

 日本初の公害問題、田中正造の活躍は有名ですが、往時の沢山の労働者、生活者の想いが未だに残る街
 でした。

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工場に入って行ける崖。石段があって水が流れて・・
今は立ち入り禁止みたい。

結界がはられる聖地のよう。

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 いろいろ組み合わせて下絵


途中の本画です。

裏打ちしてなくて紙をもんであるのでくしゃくしゃですが・・。

しかも、画像悪い~!!

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人の想いの痕跡が表わせたでしょうか。

完成した作品は現水展で東京都美術館に飾られたのち
宇都宮市に寄贈させていただき
現在は宇都宮市役所13階の教育委員室の壁面に設置させていただいております。