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2012年01月

        

冬景色

category - 水墨画
2012/ 01/ 25
                 
 今年の雪の降り方は、夏のゲリラ豪雨に似て、地域限定でどっさり。

でも、豪雪でご苦労されている方には申し訳ありませんが、
私は雪をみることのできる場所に生まれてとても幸せ。

あの美しさは何物にも、たとえられないと思うのです。

すぐ消えてしまう淡い初雪。

しんしんと降り積もる雪。

子どもの頃は、朝目が覚めると一面の雪景色!!
こんなとき「雪やこんこ~」の犬じゃないけど、うれしくて、うれしくて・・

一つ一つの結晶も、神が作られたと感じ入る完成された造形。


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                             小樽運河 

小樽は素敵な場所ですが、実際に住んだことのある、うちの仲人さん!(お住まいは神奈川)
あちこち転勤されましたが、住みたい場所にはランキングされてないみたい・・。
雪が深く、寒さもきびしく観光で行くのとは違った印象があるのかな。

でも、絵になる町です。


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                              初雪  日光ボートハウス

この絵も、小樽の絵と同じ時期に描きました。
中禅寺湖畔にたたずむボートハウス。デッキの構造が素敵で、見る場所によっていろいろな表情を見せてくれる造りです。
うっすらと初雪をかぶったところ。
湖の船上から、眺めた景色です。



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                              イタリア大使館別邸

 日光つながりで・・
 中禅寺の歌が浜は、昔から、各国大使館の別荘が多く建てられたところです。
 イタリア大使館別邸もそのひとつ。往時の建築に忠実に復元され、記念館として公開されています。
 ガラスなどは当時のものをそのまま使っていて歪みや色合いがいい感じです。
 この絵は、館を湖から眺め、夜の風景にしてみました。
 


          


            
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ざぶん展

category - ざぶん
2012/ 01/ 18
                 
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こちらはざぶん展会場です。 (2012年1月14日~1月18日 栃木県総合文化センター)

このように、子どもたちの創作文を高校生ボランティアの手で印字して、アーティストによる装画を加えます。

一番手前が今年度大賞作、「おれはシャンプーがきらいだ」 西のぼるさんのイラストが入っています。


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陶芸家による作品立て。

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こんな感じ。

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林さんの絵が入った、「ひがしにほんだいしんさい」

びっくりするような体験が淡々とつづられていて、胸にこたえます。

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アートワーク参加作家の作品展は2階会場で

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表彰式イベントで、切り絵ライブで作品をしあげ、来場者にプレゼントしてくれた百鬼丸さんの切り絵。

写真ではわかりにくいけれど額入りの作品は3D.すごい緻密さ。等身大の切り絵はスピード感があって、かっこいい。

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林 香君さんの陶器

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中村 基克さんの作品

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こちらは、中沖 尚行さんの作品

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こちらは、林さん、文星芸大生協力で宇都宮市立西小学校の子どもたちがつくりあげた、東日本大震災被災地応援の壁画の一部。宮沢賢治の物語がテーマ。これも会場に展示されています。
                         
                                  
        

ざぶん賞

category - ざぶん
2012/ 01/ 15
                 
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2012年1月14日(土)  ざぶん賞 北関東地区表彰式が栃木県総合文化センターサブホールで行われました。

「ざぶん」とのつきあいは、今から6年ほど前から・・文星芸術大学教授で、陶芸家の林香君さんが実行委員になり、宇都宮で地区表彰式と展覧会を開きましょう!ということで、手伝い始めました。

「ざぶん賞」はザブンという水の音と、ザ・文章という二つの言葉がかかっています。

2002年、第17回海の祭典の協賛事業として開催されたのがはじまり。

全国の小中学生を対象に創作文を公募し、入選作品に、アーティストが装画などアートワークを加えて、コラボレート作品を作ります。

募集する文は、水に関わることであれば、身近な生活のことから、海、川、湖沼、環境のこと、生命のこと、テーマは広く選べ、表現方法も作文、、童話、詩、手紙・・・自由に選択できます。


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そして、大震災のあった昨年。応募作品が集まるのか、どんな影響があるのか、とても不安でした。

でも、今年も7000近い応募作品が集まりました。

そして、やはり、津波のこと、震災のこと、自身の体験を生々しく表現してくれた作品が沢山あったのです。

今年の大賞は、福島県浪江町で被災し、現在、秋田県に住む小学生でした。
秋田から参加してくれたのです。

その作品です。

おれは、シャンプーがきらいだ

八の倍数しか洗わない
おかあさんは
「せめて五の倍数で洗え」
っていう
五日、十日、十五日、六回も?

おかあさん、
それじゃあエコじゃないよ
水もシャンプー買うお金ももったいないよ

今、おれは毎日シャンプーしてる
ほうしゃのうを落とさないと
毎日洗わないと
死んじゃう気がするから

ふつうの人だった時も
ひなんみんになってからも
おれはシャンプーがきらいだ


・・今年のざぶん庫に納められています。

表彰式、イベントで私が司会をつとめました。

参加してくれた受賞者は自分の作品をピアノ伴奏とともに朗読しましたが、
大賞の稲垣さんはこられなかったので、進行係の私が代読しました。

読みながら、涙が出ました。

今年の表彰式、来場して作品を朗読してくれた子どもたち、ほんとにみんな素敵でした!

アートワークに参加の理事、百鬼丸さんの切り絵ライブ、作品プレゼントも行われ、龍の切り絵(サイン入り)は、全国準大賞、栃木県知事賞の子のおかあさんに!
おめでとうございます。

ざぶん塾は伝統猟師、マタギの植木さんの「いただきますの心」の話をうかがいました。

ギャラリーでは、もちろん「ざぶん展」も開催。アートワーク参加作家の作品、文星芸大の学生の作品も展示され、魅力ある作品展となりました。

http://www.zabun.jp/
                         
                                  
        

龍の天井画・・・新年を迎えて

category - 水墨画
2012/ 01/ 07
                 
昨年は本当に大変な年でした。
未曾有の大震災、私自身の生活にも少なからぬ影響がありました。

今年は辰年。

昨年
龍の絵を描かせていただきました。

栃木県宇都宮市内にある能満寺さんに納めました。

開基600年を迎えるにあたり記念事業として大規模な修復工事が行われたお寺です。


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暮~お正月にかけての制作でした。

開基600年の事業に関わった、松井木材市場さんの倉庫をお借りしての制作です。

絵を描いた檜の板の加工もこちらでやってくださいました。


1500×1500ミリの檜の板

1500×1500ミリのサイズですが、実際は6枚の板が組み合わさっています。


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まず、金の輪を・・・


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金の輪は、一番外側をルーターで削って、その中にも金を入れました。
丸く削るのに一工夫。

周りには墨と金泥をたらしこんで、雲を表しました。


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今回は周りを決めてから、主役の龍をこつこつと・・

墨と胡粉、顔彩、金泥、銀泥を使います。


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目には早々に金箔を貼りました。


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墨を入れだしてからは、勢いがついてきました。
早く目を入れたいな~


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完成!!


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雪の能満寺境内。


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これが、青龍権現堂

こちらに納めますが、その前に・・。


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ざぶん賞展に、展示させていただきました。  栃木県総合文化センターギャラリーにて。


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そして、忘れもしない、2011年3月11日。もう絵は能満寺に納めてありました。・・そして、3月13日は能満寺のお施餓鬼でした。 その席で龍の天井画についてお話させていただく予定でした。しかしながら、あの大地震!!延期かしら・・?と思っておりましたら・・。

男気のある住職。「これは大切なお勤めですので、檀家の皆さまがおいでになれなかったとしても、務めさせていただきます」と・・。

そして、ふたを開けてみましたら100人以上の檀家の皆さまが集まられ、私のつたない説明を聞いてくださいました。

終わってからも、絵のそばに寄っていらっしゃって熱心に見てくださり、いろいろ質問してくださったり。

大変、ありがたく感じました。

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 実際に天井に貼りこむ際には、また一枚ずつばらして、最後に回り縁をまわしました。

ほんとうにいい勉強をさせていただきました。

関わってくださったすべての方に感謝いたします。