
従兄弟から、同じ会社で働く方の結婚祝いの注文をいただきました。
手持ちの作品から
そのご本人にも写真で選んでいただき、
トチノキにボタンを描いた作品に決まりました。

この支持体の木は
日光に生えていた
樹齢400年近い古木でした。
道路の拡張にかかり、伐採されることになったのですが
ちょうどそのころ
栃木県庁新築工事のタイミングで、
県内企業経営者の皆様を中心にトチノキ転生プロジェクトが発足。
彫刻家 江口週先生の作品として生まれ変わり
県庁エントランスロビーに設置されることになりました。

この木の伐採から
作品作り、県庁の工事に関わる方々とご縁をいただき
使われた木の板をいただくことができました。
その木を磨き
漆をかけたりして作品を作らせていただきました。
2014年の個展の際にもいくつか作品を展示しました。
この作品もその一つです。
ほかには、


こちらは会場に飾ったもの

今お世話になっているドラードさんの展覧会に初めて飾っていただいたのも
この木を使った作品でした。

この作品はいまも
我が家に飾ってあります。
でもそれぞれ懐かしく思い出深いものばかり。
おかげさまでお買い上げいただいたものも多く
現在残っているのは
桜が弧状にかかれている板絵だけです。
ところで、作品を送るのに
箱がない!!
そこで初めの写真に写っている差し箱
段ボールを買ってきて頑張って作りました。
段ボールが1800ミリ×1200ミリと大きすぎるので
カットしてもらって
作品の大きさにあわせて
怪しげな展開図を考え

箱のふたを止める文化鋲も名前を初めて知りました。
「書類入れる紙袋とか、箱のふたについてる赤わっか二つで片方にひもがついてくるくるするやつ・・」といったらすぐにわかってくれまして。
ただ、使い方を聞かなかったので一度失敗したり・・
ふ~~。
不器用だけど頑張りました。それなりに。
作品を迎えてくださった
お二人
末永くお幸せでありますように!!
スポンサーサイト
最新コメント