
中村獅童さんが宇都宮にいらっしゃるということで
こちらのイベントにいそいそ出かけてまいりました。
なにしろ
会場が
私の大好きな大谷資料館
大正8年から昭和61年までの70年間
大谷石を掘り出してできた
巨大な地下空間です。
震災の後しばらく公開かなわず
やきもきいたしましたが
現在また一般公開されるようになり、
コンサート、美術展、演劇公開、地下教会、
はたまたロケ地として映画やドラマが撮影されたり・・。
獅童さんも
写真集をこちらで撮影されたとか。
そんなこんなで使い方無限大のスペースなのです。

天井高く荘厳な雰囲気

壁に石を切り出した跡が残ります。
昔は人の手で彫って
運んでいたんでしょうねえ。

なんとなく
古代遺跡を思わせる
幻想的とも評される空間です。
一番初めに
美術展として記憶にあるのは
ウォーホールだったかな・・。
今回は
の空間の中
八坂神社雅楽会と和歌、
および邦楽ゾリスデンの演奏と
宇都宮所縁の百人一首の朗読とのコラボレーション
そして中村獅童さんの話と舞・・というメニューでした。
演目は雨の五郎
曽我十郎・五郎の仇討をもとにした舞踊でしたが
雨模様の夜にふさわしい舞でした。
蛇の目のあしらいも美しく
途中の立ち回りの荒ぶりに
想い人のいる廓に通う艶っぽさが柔らかに調和してさすがだなあ
とうっとり。
あ~
歌舞伎 観に行きたい。
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